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Male hormone
replacement therapy

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Male hormone replacement therapy 男性ホルモン補充療法について

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男性ホルモン補充療法

このような症状の方に男性ホルモン補充療法をおすすめします
  • 性欲がなくなってきた
  • 集中力が落ちてきた
  • 意欲が低下して、やる気が出ない
  • 最近、疲れやすくなった
  • 若い頃のように精力的に活動したい
  • 筋肉量が減ってきて、中年太りのような体型になってきた
テストステロンとは?

テストステロンとは男性ホルモンの一種で、男性の心身の健康と若さの維持に深く関わっています。
テストステロンには男性らしい身体を作る働きだけでなく生殖機能を向上させる働きがあります。また、精神の安定や集中力・記憶力の向上にも作用します。
テストステロンは加齢とともに減少するので、いわゆる「男性更年期障害」として徐々に身体の衰えを感じたり、やる気が出なくなったりなどの症状を引き起こします。
このようなテストステロンの減少に伴う様々な症状を改善するのが「男性ホルモン補充療法」になります。

男性ホルモン補充療法とは?

海外などでは専門知識を持った医師による自由診療で取り入れられている人気のボディメイク医療です。
いわゆる「テストステロン」といわれる男性ホルモンをより強力にした薬剤を注射または塗り薬で体内に取り入れることにより、筋肉増強を促したり、男性更年期障害治療に役立てられたりしています。
男性ホルモンは20歳代をピークとして、30歳以降は年に1~2%程度ずつ少なくなっていくため、加齢と共に筋肉がつきにくくなってきた方にも人気の施術です。

タンパク同化ホルモン補充療法とは?

男性ホルモンの男性化作用を弱めタンパク同化作用のみを強めたものです。
単独でも効果はありますが、筋肉増強男性ホルモンと併用するとよりいっそう筋肉増強しやすくなります。
男性ホルモンの副作用が気になる方は、このタンパク同化ホルモンのみの注射も可能です。

当院での筋肉増強治療の特徴
  • 事前の採血結果や患者様のご希望に合わせて、薬剤の種類・用量・来院頻度などの治療内容を組み立てていきます。
  • 副作用対策の注射や内服薬について説明し、患者様にあわせたご提案をしていきます。
  • 注射と塗り薬の併用またはどちらかをご選択いただけます。
  • 注射の場合、来院頻度はいつまでに筋肉増強をしたいのか、どのくらい筋肉を増やしたいのかによって変わってきます。
  • 毎回どのようなスケジュールで補充していくかを患者様と相談しながら決めていきます。
  • 回数縛りもなく、好きな時にいつでもやめることができます。
男性ホルモン補充療法とタンパク同化ホルモン補充療法の比較
治療 男性ホルモン補充 タンパク同化ホルモン補充
方法 注射・外用薬 注射
副作用
  • 肝機能障害
  • 多血症
  • 心血管系への影響(長期、高用量)
  • 女性化乳房
  • にきび増加
  • 髭などの増毛、頭皮の脱毛
  • 精子の質の低下(男性不妊の原因になることもある)
  • 多幸感
  • 睡眠時無呼吸症候群の悪化
  • 前立腺肥大症の悪化
  • 前立腺癌への影響
  • 大量持続投与により精子の質の低下
    (男性不妊の原因になることもある)
  • 肝機能障害
  • 多血症
使用できない方
  • 前立腺疾患の既往のある方(特に前立腺がんの方)
  • 心疾患、腎疾患の既往のある方
  • がんの骨転移がある方
  • スポーツ選手(プロ、アマ問わず)
  • 女性の方、21歳未満の方、70歳以上の方
  • 前立腺疾患の既往のある方
  • 心疾患、腎疾患の既往のある方
  • スポーツ選手(プロ、アマ問わず)
  • 妊婦
薬剤(外用薬)
  • 製品名:エナルモンデポー

テストステロンエナント酸エステル125㎎

テストステロンエナント酸エステル250㎎

テストステロンエナント酸エステル500㎎

日本のあすか製薬の製品で日本承認薬であり、男子性腺機能不全、造精機能障害による男性不妊、骨髄繊維症、腎性貧血に対して適用されている注射剤です。

  • 製品名:サスタノン

テストステロン4種混合250㎎

テストステロン4種混合500㎎

テストステロン4種混合750㎎

テストステロン4種混合1000㎎

インドのZydus Fortiza (Zydus Healthcare Ltd.)社の製品で日本未承認薬であり、海外医薬品専門卸業者である株式会社つばめLaboから入手しております。

海外では低テストステロン症に対して適用されている注射剤です。

日本では未承認の医薬品のため、万が一重大な副作用が出たときに利用できる「医薬品救済制度」は適応されません。

  • 製品名:ネビド

ウンデカン酸テストステロン1000㎎

ドイツのBayer社の製品で日本未承認薬であり、海外医薬品専門卸業者である株式会社つばめLaboから入手しております。

海外では男性更年期障害や男性性腺機能不全に対して適用されている注射剤です。

日本では未承認の医薬品のため、万が一重大な副作用が出たときに利用できる「医薬品救済制度」は適応されません。

  • 製品名:アンドロフォルテクリーム(5%50g)

陰嚢(玉袋)に毎日ご自身で塗布し徐々に男性ホルモンを上げていくので、どちらかというとLOH症候群(男性更年期障害)の治療に使われますが、体内の男性ホルモンは増えていきますので筋肉増強にもつながります。

オーストラリアのLawley社の製品になります。

日本では未承認のため、海外医薬品専門卸業者である株式会社つばめLaboから入手しております。

  • 製品名:リモボラン

メテノロンエナント酸エステル100㎎

メテノロンエナント酸エステル200㎎

メテノロンエナント酸エステル300㎎

ドイツのBayer社の製品であり、海外医薬品専門卸業者である株式会社つばめLaboから入手しております。

かつて日本でもプリモボラン・デポー筋注100㎎というリモボランと同薬のものがありました。

日本では骨粗鬆症、著しい消耗状態(慢性腎疾患、悪性腫瘍、手術後、外傷、熱傷)、再生不良性貧血による骨髄の消耗状態に対して保険適用でしたが、今は他にも良い薬があることと、肝機能障害のリスクがそれなりにあることから徐々に使用頻度が減り、現在では供給停止となっております。

海外のものであっても成分は同じもので安全性は日本と変わらず、上記の副作用(特に肝機能障害)に注意しながら定期的に注射しています。

日本では未承認の医薬品のため、万が一重大な副作用が出たときに利用できる「医薬品救済制度」は適応されません。

その他注意点
  • 初めての方でも高用量のものをお試しいただくことが可能です。
  • 男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充を中止したい場合には、事前に必ず医師に相談してください。男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充を中止することで体内の男性ホルモンが急激に下がり、うつ症状などが出る原因となることもあります。
  • 継続して男性ホルモン・タンパク同化ホルモンを補充していく場合、定期的に精巣を保護する性腺刺激ホルモンの補充が必要となります。外部から男性ホルモンまたはタンパク同化ホルモンを補充することで精巣の機能が落ちる傾向があり、精子が作られにくくなったり、また本来精巣から分泌されていた男性ホルモンが分泌されなくなったりすることがあります。それらは男性不妊の原因になる可能性があります。
  • 初回の採血や定期的な副作用チェックの採血は、安全に男性ホルモン・タンパク同化ホルモンを注射するにあたり必須となります。
副作用対策

定期的な採血や問診を行い、患者様おひとりおひとりのお身体の状態に合わせた副作用対策の治療もご提案させていただきます。

  • 注射(精巣機能低下防止)
    hCG(性腺刺激ホルモン)5000単位/回
    男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充による副作用である精巣機能低下の予防のための注射です。ご年齢や今後のライフプラン、来院頻度によってどれくらいの頻度で行うのが適切かをご提案させていただきます。
  • 内服薬
    精巣機能低下予防(30錠)
    男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充による副作用である精巣機能低下の予防のための内服薬です。
  • 女性化乳房対策(30錠)
    男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充による副作用である女性化乳房の予防のための内服薬です。
  • 肝臓対策(30錠)
    男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充による副作用である肝機能低下の予防のための内服薬です。
  • 血液検査
    定期的な採血を実施することで、自覚のない副作用なども事前に対策を取ることができます。
    筋肉増強のための男性ホルモン・タンパク同化ホルモン補充には定期的な採血検査が必須となりますので、ご了承の上治療を受けていただきますようお願いいたします。